「どうして歯医者さんで抱っこの仕方?」
と思いませんでしたか?
実は・・・
抱っこの仕方が悪いと将来、
・むし歯にやりやすい
・歯並びが悪くなりやすい
などのリスクが生まれるからです。
お子様に健康なお口を手に入れてもらうには
「新生児の抱っこの仕方」
が大事になってきます。
■ なぜ抱っこの仕方が悪いとダメなの・・・?
抱っこがの仕方が悪い
↓
口が開く態勢になり、口呼吸に
↓
唾液が乾燥 → むし歯などになりやすくなる、口臭がするようになる
↓
歯並びが悪くなる
だから口呼吸にならないような成長の仕方が大事です。
1歳までの習慣がとても大事になってきます。
今回は、その習慣の一つの
「抱っこの仕方について」
お話をいたします。
■ 正しい抱っこの仕方「まんまる抱っこ」
※出生〜3ヶ月まで
首が後ろにそれると口が開いてしまいます!
抱っこのポイントは「Cカーブ」
お腹の中で赤ちゃんは身体を丸めた姿勢、Cカーブで過ごしています。ですから、生まれてからしばらくはCカーブを保つことがポイントになります。
体内で長くその体勢でいた赤ちゃんにとってCカーブはとても安心できる状態ではありますが、自分でその体勢を保つことはできません。
そこでオススメなのが、「まんまる抱っこ」です。
これはお母さんの腕でしっかりと包み込んで、身体のカーブをつくってあげます。助産師さんもオススメしている抱き方です。
まんまる抱っこを上手にするコツ
・おしりがおちて背中が丸くカーブを描くように抱く
・両腕を円にして、そこに赤ちゃんがスッポリ入るイメージ
・腕で赤ちゃんの首をささえ、しっかりと包み込む
・真上からみて、赤ちゃんの身体の軸が曲がらないようにする
・首(頚椎)は押さないようにする
・お尻が一番下になるようにする
・膝と膝をくっつけない
・足はガニ股にする
大事なのは、赤ちゃんの背骨が「Cカーブ」になっているかです。
まあるい抱っこ時の注意点
1.ウンチやおしっこが背中に漏れやすい
お尻が一番下のまあるい抱っこ うんちやおしっこをしたままだと、背中から漏れてくることがあります。
2.ミルクを飲んでゲップが出てないともどしやすい
ゲップが出てないと、残ってるミルクが空気と一緒にもどしやすくなります。
・院長も練習して実践、まあるい抱っこ
この三月に3人目の子どもが生まれた、はち歯科医院の院長も、まあるい抱っこでイクメンしています。 育児に目覚めたのか、病院の中でもよく赤ちゃんを抱っこしてます。
まあまあお上手です(笑)
■ まあるい抱っこをすると・・・
・口が閉じてきます
ぽかーん、とした口から口が閉じるようになります。
・身体の緊張が減ります
赤ちゃんの身体が緊張して反る姿勢が減ります。
・お母さんやお父さんの負担が減ります
楽な姿勢で抱っこができるようになります。
別バージョンのまあるい抱っこ
はち歯科では、保育士が正しい抱っこの仕方について実際にやりながらアドバイスをしていますので、お気軽にご相談ください☆