2016.11.19
「足す」栄養と「引く」栄養
健康になる為の指導でわたしたちは
1、足す栄養
2、引く栄養
の二つにわけています。
私たちは必ず「引く栄養」から指導いたします。
これは企業ではできません。
なぜなら、引き算には経済性を伴わせることができないから。
「タバコは健康に悪いので辞めなさい」とタバコを作る企業は言えません。
引き算は医療機関が積極的にやるべきだと考えています。
私たちのクリニックに来院されている患者さんで、健康にすごく気を使われている方もたくさんいらっしゃります。
「水素水や、5種類のサプリメント、有機野菜・・・・・。」
でも「引く栄養」ができていないとその効果は半減どころか、マイナスになることもあります。
また「足す栄養」はお金がかかりますが、「引く栄養」にはお金はかかりません。
ちゃんとやればお金は溜まります。タバコを辞めたら、その分のお金が浮くのと同じです。
すべての患者さんに「引く栄養指導」は行いたいのです。
そこにはメリットしかありません。
「引く栄養」で最も当院で話をするのが「砂糖」です。砂糖にもたくさんの種類があり、話すと長くなりますが、まずは減らすことから進めます。
砂糖についてはこちらをご覧ください。↓
適正量まで減らします。
砂糖の種類を変えたり、砂糖を辞めることは、必要がある人には指導します。
みんなが健康になれば、国の医療費もあがりません。
国民の負担も減るはずです。
簡単には行かないのですが。
かなり熱い気持ちで話していますので、うっとおしいとは思いますが、お許しください。
「足す栄養」に関しては、個人で大きくかわります。
例えば、外部環境(仕事、生活環境、家族)や内部環境(病気(癌や糖尿病)、年齢、性別)によって大きく変わります。
長くなるので、この話はまたの機会に。