インプラント治療を検討している方の中には、治療後のメンテナンスに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「どのようなケアが必要なのか」
「どのくらいの頻度で通院する必要があるのか」
「ケアを怠った場合のリスクは?」
といった疑問が浮かぶのは自然なことです。
インプラント治療は、失った歯を補い、自然な噛み心地と美しい口元を取り戻せる治療法です。
しかし、適切なメンテナンスを行わないと、トラブルをおこすことがあります。
特に注意すべきなのが「インプラント周囲炎」です。
インプラントの周囲で細菌が増殖し、歯ぐきや骨に炎症を引き起こす疾患です。
進行すると骨が溶けてしまい、インプラントを支える骨がなくなり、最悪の場合、インプラントの脱落につながります。
一方で、正しいセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを組み合わせれば、インプラントを10年以上、さらには20年、30年以上も快適に使い続けることが可能です。
この記事では、インプラント治療を考える上で欠かせない「治療後のメンテナンス」に焦点を当て、以下のポイントを丁寧に解説します。
- 歯科医院でのメンテナンスがなぜ重要なのか
- セルフケアと歯科医院でのメンテナンスの役割の違い
- メンテナンスの頻度と費用
- インプラント周囲炎を予防するための方法
この記事を読むことで、インプラント治療に関する不安が解消され、安心して治療を受けられます。
下記の動画では、インプラントとはどんなものか、他の治療法と比べたメリット・デメリットについて詳しく解説しています。
インプラントを検討している方が、まず押さえておくべき知識をまとめていますので、ぜひ併せてご覧ください。
YouTube動画:インプラントのメリット・デメリット【人気歯科医が徹底解説】
当医院では、患者様一人ひとりの状況やお悩みに合わせた精密な診断と適切な治療計画をご提案しています。
無料相談を電話とメールで承っていますので、治療への不安や疑問を、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラント治療を検討する際には、信頼できる歯科医院を選ぶことが何より大切です。
医院の設備や医師の経験、治療の実績をしっかり確認し、自分に合った医院を選びましょう。
インプラント治療を成功させるための詳しいポイントは、下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
福岡県大野城市やその周辺にお住まいで通える方は、ぜひ「はち歯科医院」にご相談ください。
一方で、当医院に通えない地域の方は、下記の記事を参考にインプラント治療を行う医院を慎重に選んでくださいね。
目次
Ⅰ インプラントの健康を保つためのケアやメンテナンスとは?
インプラント治療は、失った歯を補い、自然な噛み心地と美しい口元を取り戻せる治療法です。

馬場院長
しかし、日々のケアを怠ると、深刻なトラブルにつながるリスクがあります。
特に、インプラント周囲組織の炎症を予防するため、日々のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。
例えば、天然歯の場合は歯周病を放置しても症状がすぐにでないことがあります。
一方、インプラントは人工物であるため、トラブルが発生すると炎症の進行が速い傾向があります。

馬場院長
このため、「セルフケアだけで十分」という考えは大きな間違いです。
歯科医院でのプロフェッショナルなメンテナンスを定期的に受けることで、インプラントを健康に保つことができます。
日々のケアや定期メンテナンスが重要な理由
なぜ、日々のセルフケアと定期メンテナンスが必要なのでしょうか?
その理由を以下の観点から詳しく説明します。
- 炎症を予防するため
インプラントの周囲にプラーク(歯垢)が溜まると、歯ぐきが炎症を起こす「インプラント周囲炎」のリスクが高まります。
インプラント周囲炎は、骨にまで影響を及ぼし、インプラントの脱落を引き起こす恐れがあります。
これを防ぐためには、日々のセルフケアが重要です。 - インプラントの寿命を延ばすため
適切なケアを行うことで、インプラントは10年以上、場合によっては20年、30年以上にわたり使用することが可能です。
逆に、ケアを怠ると、数年でトラブルが発生することがあります。 - 噛み心地を維持するため
インプラントは正しい位置に固定されていることが重要です。
歯ぐきや骨が健康でないと、噛み合わせがずれ、食事の際の快適さが損なわれてしまいます。
日々のケアや定期メンテナンスを怠ると起きるトラブル
メンテナンスを怠ると、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
- インプラント周囲炎の発症
インプラント周囲にプラークが溜まることで、炎症が発生します。
初期段階では軽度の腫れや出血が見られますが、放置すると骨が溶け、インプラントが脱落する危険性が高まります。 - 噛み合わせの問題
インプラントの不具合があるまま放置すると、噛む力が不均一になり、インプラントに過剰な負荷がかかり、破損やずれを引き起こす可能性があります。 - 審美性の低下
歯ぐきの炎症が進行すると、歯ぐきが下がり、インプラントが目立つようになることがあります。
特に前歯のインプラントでは、審美性に大きな影響を及ぼします。 - 口臭の発生
プラークや炎症が原因で口臭が発生することがあります。
これにより、人前での会話や笑顔に自信を失うこともあるでしょう。

馬場院長
このようなリスクを回避するためには、日々のセルフケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。
Ⅱ セルフケアと歯科医院でのメンテナンスの違い
インプラントの健康を維持するためには、セルフケアと歯科医院でのメンテナンスを組み合わせることが重要です。
それぞれの役割と違いを詳しく説明します。
毎日行うべきセルフケア
セルフケアは、インプラントの健康を維持するための基盤となるものです。

馬場院長
以下のステップを実践することで、インプラント周囲の健康を守ることができます。
- 正しい歯ブラシを使用する
インプラント周囲は天然歯と同様に汚れが溜まりやすいため、柔らかめの歯ブラシを使用して優しく磨きましょう。
歯と歯ぐきの境目を意識することがポイントです。 - 歯間ブラシやデンタルフロスを活用する
歯間ブラシやデンタルフロスを使って、ブラシでは届かない部分の汚れを取り除きます。
特に歯間ブラシは、インプラント周囲にたまりやすい汚れを効率的に除去できます。 - マウスウォッシュを併用する
抗菌作用のあるマウスウォッシュを使用することで、細菌の増殖を抑え、口腔内を清潔に保つことができます。
歯科医院での定期的なメンテナンス
セルフケアだけでは取り切れない汚れや、セルフケアでは発見しにくい問題を解決するために、歯科医院でのメンテナンスが必要です。
以下のような内容が含まれます。
- プロフェッショナルクリーニング
歯科医院では専用の器具を使い、歯石や歯垢を徹底的に取り除きます。
セルフケアでは落としきれない汚れもきれいに除去できます。 - レントゲン検査や噛み合わせの確認
目に見えない骨の状態やインプラントの安定性をレントゲンで確認し、必要に応じて噛み合わせの調整を行います。

馬場院長
これらのプロフェッショナルケアを定期的に受けることで、インプラントの寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐことができます。
Ⅲ 歯科医院でのメンテナンスの頻度と費用
インプラント治療を受けた後、定期的に歯科医院でのメンテナンスを行うことが推奨されますが、
その頻度や費用については個々の状況によって異なります。
この章では、どれくらいの頻度でメンテナンスが必要か、また費用の目安について詳しく説明します。
メンテナンスはどのくらいの頻度で必要?
一般的に、インプラントのメンテナンスは3〜6ヶ月に1回が推奨されています。
ただし、頻度は個々の健康状態やリスク要因によって変わります。
- 歯ぐきや骨の状態が安定している場合
健康な口腔環境が維持されている方は、6ヶ月に1回のメンテナンスで十分とされることが多いです。 - 歯周病やリスク要因がある場合
糖尿病や喫煙など、インプラント周囲炎のリスクが高い方、あるいは過去に歯周病を経験している方は、3ヶ月に1回、あるいはそれ以上の頻度で受診することが推奨される場合があります。 - 複数本のインプラントをお持ちの場合
インプラントが1本だけでなく複数本の場合、清掃や状態確認に手間がかかるため、より頻繁なメンテナンスが必要です。

馬場院長
歯科医師と相談して、自分に合ったメンテナンス頻度を決めることが大切です。
また、定期的なメンテナンスを受けることで、トラブルが発生する前に早期発見・早期対処が可能になります。
費用はどれくらいかかる?
インプラントのメンテナンスにかかる費用は、1回あたり5,000円〜15,000円程度が一般的な相場です。
ただし、メンテナンスの内容によって異なります。
- 基本的なクリーニングのみの場合
プラークや歯石を取り除くクリーニングがメインの場合、費用は比較的低め(5,000円〜10,000円程度)になることが多いです。 - 検査や調整を含む場合
レントゲンやCTスキャンを用いた検査、噛み合わせの調整などが含まれる場合は、費用が10,000円〜15,000円程度になることがあります。 - 保険適用の有無
インプラントのメンテナンスは自由診療となる場合が多いため、基本的に保険適用外です。
保険適用については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
さらに、年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告で医療費控除を受けられることがあります。
領収書を保管しておき、申請を検討することで費用負担を軽減できます。
医療費控除については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
下記の記事では、「インプラント治療にかかる費用の相場や内訳」や「インプラント治療費用の支払いで負担を抑えるポイント」について、詳しく解説しています。
Ⅳ インプラント周囲炎を予防するために知っておきたいこと
インプラント周囲炎の予防法や早期発見のポイントについて解説します。
インプラント周囲炎は、初期段階では歯ぐきの腫れや出血などの軽微な症状が出ます。
しかし、進行すると骨が溶け、インプラントの安定性が損なわれます。

馬場院長
そのため、定期的なメンテナンスとセルフケアが重要です。
予防のポイントとしては以下が挙げられます。
- 日々のセルフケアを徹底する:
毎日のブラッシングや歯間ブラシの使用で、プラークを溜めない習慣をつけましょう。 - 定期的な歯科医院でのクリーニング:
自分では取り除けない汚れを専門的にクリーニングしてもらうことが予防につながります。 - 早期発見の意識を持つ:
少しでも異常を感じたら早めに歯科医師に相談することで、大きなトラブルを未然に防げます。
インプラント周囲炎については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
Ⅴ 歯科医院を選ぶためのポイント
インプラント治療を受ける場合、信頼できる歯科医院を選ぶことは非常に重要です。
インプラントは治療後のメンテナンスが必要なため、長期的なサポートをしてくれる医院を見つけることが欠かせません。
このセクションでは、適切な歯科医院を選ぶためのポイントと、引っ越しなどで医院を変更する場合の注意点について詳しく解説します。
信頼できる歯科医院を選ぶには?

馬場院長
歯科医院を選ぶ際には、以下のポイントを確認することをおすすめします。
- インプラント治療の実績
多くのインプラント治療を手がけた経験がある医院は、それだけさまざまなケースに対応してきたノウハウがあります。
実績豊富な医院を選ぶことで、安心して治療を受けることができます。 - 設備が整っていること
CTスキャンやデジタルレントゲンなど、最新の診断機器が導入されている医院では、インプラント治療の精度が高まります。
また、これらの設備は治療後のメンテナンスにおいても重要な役割を果たします。 - 歯科医師の資格や評判
インプラント専門医の資格を持つ歯科医師や、信頼できる口コミがある医院を選びましょう。
特にインプラント治療に関する患者の体験談やレビューを確認することで、医院の対応や技術力を事前に知ることができます。 - アフターケア体制の充実
インプラントは治療後のメンテナンスが重要です。
治療後も定期的にケアや相談ができる体制が整っている医院を選ぶことが、インプラントを長持ちさせる鍵となります。 - コミュニケーションの取りやすさ
医師やスタッフが親身になって対応してくれるかどうかも大切です。
不安や疑問にしっかりと答えてくれる医院であれば、長期的な信頼関係を築けます。
より詳しいポイントについては、下記の記事で解説していますので参考にしてください。
引っ越し後の医院変更で気をつけること
もし引っ越しなどで歯科医院を変更する必要が生じた場合、以下の点に注意してください。
- 治療記録を引き継ぐ
前の医院での治療記録やインプラントの情報(種類、埋入位置、使用した部品など)を新しい医院に正確に伝えましょう。
これにより、メンテナンスがスムーズに行えます。 - インプラントの状態確認を行う
新しい医院でインプラントの状態や周囲組織の健康をしっかりと診断してもらいましょう。
最初の診察で、これまでの経緯を詳しく伝えることが重要です。 - 新しい医院の評判を確認する
初めて訪れる歯科医院の場合、信頼性を確認するために口コミや評判をチェックしましょう。
また、初診時の対応から医院の雰囲気を判断するのも良い方法です。 - 引っ越し先での情報収集
地域の歯科医院の情報を事前に調べることで、質の高い治療を提供している医院を見つけやすくなります。
Ⅵ メンテナンスに関するよくある質問
インプラント治療後のメンテナンスに関して、多くの方が抱える疑問にお答えします。

馬場院長
以下のQ&Aを参考にしてください。
Q1: メンテナンスの際に痛みはありますか?
通常、メンテナンスは痛みを伴うものではありません。
ただし、歯ぐきが炎症を起こしている場合や、特に敏感な箇所がある場合は軽い不快感を感じることがあります。
痛みに不安がある場合は、事前に歯科医師に相談してください。
必要に応じて、痛みを抑える処置を施してもらえることがあります。
Q2: 定期検診を受けないとどうなりますか?
定期検診を怠ると、インプラント周囲炎などのトラブルが進行するリスクが高まります。
また、早期に発見できれば簡単に対処できる問題でも、放置することで骨が溶けるなど深刻な状態に陥る可能性があります。
定期検診はトラブルを未然に防ぐための最も有効な手段です。
Q3: メンテナンスの時間はどのくらいかかりますか?
通常のメンテナンスには、30分から1時間程度の時間がかかります。
ただし、状態確認やクリーニング内容によっては、それ以上かかる場合もあります。
特に複数本のインプラントがある場合は、時間が延びる可能性が高いです。
Q4: 忙しくて歯科医院に行けない場合の代替策は?
歯科医院でのメンテナンスに代わる完全な代替策はありませんが、セルフケアを徹底することでリスクをある程度抑えることが可能です。
ただし、完全な代替にはならないため、早めにスケジュールを調整して受診することをお勧めします。
Q5: メンテナンスは保険が適用されますか?
一般的に、インプラントのメンテナンスは自由診療扱いとなるため、保険適用外であることが多いです。
Ⅶ はち歯科医院から、インプラント治療を検討している方へのメッセージ
インプラント治療を成功させ、長期間快適に使用し続けるためには、治療後のケアが欠かせません。
当医院では、治療後も患者様に安心していただけるよう、個々の状態に合わせた丁寧なメンテナンスを提供しています。
もし治療後のメンテナンスや費用について不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
専門的な知識を持ったスタッフが、あなたの疑問に丁寧にお答えし、最適なプランをご提案いたします。
私たちと一緒に、インプラントを健康に保ち、笑顔の毎日を楽しみましょう。
馬場院長
ぜひ最後までお読みいただき、未来の自分に最適な選択をしてください。