Interview
徳島大学 歯学部 口腔保健学科 卒業
濱江 柚実
歯科衛生士として、地域の皆様の健康に貢献できるよう日々努めています。訪問診療やアシスタント業務を通して、信頼される存在を目指しながら、院内外での学びも大切にしています。
1日のスケジュールを教えてください。
8:30 出勤 朝の準備
9:00 朝礼 カルテをチェックし、ドクターや先輩DHとミーティングを行う
9:30 診療開始
処置のアシストや、歯科衛生士業務、訪問診療業務など
その他、診療時間の中でメンターの先輩に振り返りの時間、歯科衛生士業務の練習の時間など
お昼休憩は各自で時間を決めて取ることができるため、ゆっくりとれます
18:30 退勤
この職場を選んだ理由や、入職の決め手は何でしたか?
見学の際、スタッフの皆さんがイキイキと働いている姿がとても印象的でした。
私は学生時代、歯科衛生士として働く自分の姿をうまく思い描けず、「本当にやりたいことは何だろう」と悩んでいた時期もありました。
そんな中ではち歯科医院を見学し、スタッフの方々のお話や、理事長の医療に対する考えに触れるうちに、
「ただ目の前の患者様に向き合うだけでなく、そのご家族や地域の方々の健康にも貢献できる仕事をしたい」と思うようになりました。
ここでなら、自分もそんな歯科衛生士を目指せる。そう感じたことが、入職の決め手です。
仕事をする中でやりがいを感じる瞬間や、印象に残っているエピソードはありますか?
私が一番成長を感じたのは、訪問診療を任せていただいた時のことです。
まだ知識も経験も浅く、自信がなかった私は、患者様との会話もうまく続かず、思うように関係を築けずにいました。
それでも少しずつ会話を重ね、患者様のことを深く知ろうと努める中で、患者様の表情や反応に変化がみられるようになり、信頼関係が少しずつ生まれていくのを感じました。
ある日、「こんなときどうすればいいかな?」と相談を受け、自分の存在が役に立っていると実感することができ、とても嬉しかったことを覚えています。
現在では、口腔機能の検査やトレーニングを提案し、一緒に取り組むことも増えました。自分の関わりが、患者様の笑顔や生活の質の向上につながることに、大きなやりがいを感じています。
これまでうまくいかないときや迷ったときに、周りの人たちに助けてもらうことがたくさんありました。
一人で抱え込まずにいられる環境があったからこそ、少しずつ前に進むことができたと思います。
これから挑戦したいことや、今後の目標はありますか?
歯科衛生士として働き始めてまだ日が浅く、毎日が新しい発見と学びの連続です。
そんな中で私が目指しているのは、患者様に「あなたに担当してもらえてよかった」と心から思っていただけるような歯科衛生士になることです。
一人一人の患者様と丁寧に向き合い、信頼関係を築いていけるよう努力していきたいと思っています。
また、困ったときや迷ったときには、周囲のスタッフの皆さんが声をかけてくださり、日々支えられていることに感謝しています。
これからもそんな温かい環境の中で多くの経験を重ねながら、患者様に寄り添える歯科衛生士を目指していきたいです。